唐辛子でダイエットと幸福感も手に入れる

投稿者: | 2016年3月3日

 

辛いものを食べたら、、

カレー、キムチ、麻婆豆腐、担々麺、明太子、、辛い食べ物にもいろいろありますね。

私(武永)は、実は、あまり得意ではなかったりします。。

あなたは、辛いもの、お好きですか?

ちょっと辛いものを食べたときのことを思い出してみてください。

体が熱くなってきて、汗が出ますね。

では、食後はどんな気持ちでしたか?

え?そんなの覚えてない?

まあ、覚えてませんよね。。

でも、イライラした気持ちになったという印象はありますか?

むしろ、爽快感とか気持ちよさを感じられたのではないでしょうか。

辛味の感覚も脳と深い関係にあります。

どうなっているのでしょうか。

 

辛いだけじゃないカプサイシンの効果

辛み成分の代表格と言えば、カプサイシン。

体の中でカプサイシンを分子レベルで感じると、その刺激が脳に伝えられます。

すると、交感神経系を刺激して、ノルアドレナリンが心拍と血圧を上げ、アセチルコリンが汗腺を刺激して発汗させます。

また、交感神経系が副腎髄質に作用してアドレナリンを分泌させて、代謝を促進します。

アドレナリンは、肝臓や筋に蓄えられた、グリコーゲンを分解して血糖値を高めて、体温を上昇させて、脂肪の分解にも寄与します。

なるほど。熱く感じられて、汗が出るのは正常な生理反応ということですね。

脂肪の分解もしてくれるわけですから、辛い食べ物はダイエットにもよさそうですね。

 

ダイエットの他に幸福感も

カプサイシンの作用はそれだけではありません。

脳でβーエンドルフィンを分泌させます。

βーエンドルフィンは、鎮痛作用があり、気分を高揚させ、幸福感を感じさせる脳内麻薬の一つ。

長距離を走ったときに感じる快感のランナーズハイや、性行為でも分泌されます。

辛いものを食べた後に感じる爽快感は、このβーエンドルフィンの作用なのですね。

カレーなど辛い物を食べたくなるのは、辛さが欲しいというより、幸福感を求めているのかもしれませんよ。

辛い食べ物は、辛い刺激を楽しむだけでなく、体が温まり、ダイエットもできて、快感も得られるという優れものだったのですね。

 

脳科学でビジネスライフを快適に!

では、また!

 

(了)

 

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