辛いものを食べたら、、
カレー、キムチ、麻婆豆腐、担々麺、明太子、、辛い食べ物にもいろいろありますね。
私(武永)は、実は、あまり得意ではなかったりします。。
あなたは、辛いもの、お好きですか?
ちょっと辛いものを食べたときのことを思い出してみてください。
体が熱くなってきて、汗が出ますね。
では、食後はどんな気持ちでしたか?
え?そんなの覚えてない?
まあ、覚えてませんよね。。
でも、イライラした気持ちになったという印象はありますか?
むしろ、爽快感とか気持ちよさを感じられたのではないでしょうか。
辛味の感覚も脳と深い関係にあります。
どうなっているのでしょうか。
辛いだけじゃないカプサイシンの効果
辛み成分の代表格と言えば、カプサイシン。
体の中でカプサイシンを分子レベルで感じると、その刺激が脳に伝えられます。
すると、交感神経系を刺激して、ノルアドレナリンが心拍と血圧を上げ、アセチルコリンが汗腺を刺激して発汗させます。
また、交感神経系が副腎髄質に作用してアドレナリンを分泌させて、代謝を促進します。
アドレナリンは、肝臓や筋に蓄えられた、グリコーゲンを分解して血糖値を高めて、体温を上昇させて、脂肪の分解にも寄与します。
なるほど。熱く感じられて、汗が出るのは正常な生理反応ということですね。
脂肪の分解もしてくれるわけですから、辛い食べ物はダイエットにもよさそうですね。
ダイエットの他に幸福感も
カプサイシンの作用はそれだけではありません。
脳でβーエンドルフィンを分泌させます。
βーエンドルフィンは、鎮痛作用があり、気分を高揚させ、幸福感を感じさせる脳内麻薬の一つ。
長距離を走ったときに感じる快感のランナーズハイや、性行為でも分泌されます。
辛いものを食べた後に感じる爽快感は、このβーエンドルフィンの作用なのですね。
カレーなど辛い物を食べたくなるのは、辛さが欲しいというより、幸福感を求めているのかもしれませんよ。
辛い食べ物は、辛い刺激を楽しむだけでなく、体が温まり、ダイエットもできて、快感も得られるという優れものだったのですね。
脳科学でビジネスライフを快適に!
では、また!
(了)
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